階段を一歩一歩のぼろう

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今日は、参院選ですね。
どうなるでしょう・・・
わたしの周りの友人たちは、日本をよりよく、住みよい、楽しい国にしたい、と一生懸命がんばってます。
戦争はやめよう、多くのひとびとの命と健康を脅かして、一部の企業人と政治家だけの私服を肥やすような原発はやめようって。
福島があんな状態になって、閉塞感と不安に包まれたひとでいっぱいの日本に遅れてきた革命を・・って。
特に、都市部の、東京の友人たちですが・・・

でも、残念ながら、わたしは多分、今回の選挙で大きくなにかが変わることはないような気がします。
なぜって・・・地方に住んでいたら、わかるのです。
みんな、8月のイベントの神社の階段を上がるのさえ躊躇するのです。

「あの階段を上がって行かなくっちゃいけないの?ムリムリ!」

別に、一生その階段を上がったり下りたりしろって言ってるわけじゃないですし、よほどの重病人じゃない限り、頑張ればだれでも上がれる階段なのに・・・上がらない。
誰も、がんばりたくないのです。
ワークショップの申し込みや問い合わせは、地元のひとは「ゼロ」
昔からの友人がひとりだけ、もしかしたら、1クラス受けるかも・・・
もう、笑っちゃいます。
ある程度は予想してたんです。
田舎のひとは、全然運動しないし、車使ってるので歩くこともしないから、体が衰弱してるから、公演には来てくれてもワークショップは数が少ないかも知れない。
外から来る人のほうが多いだろう。
でも、ゼロ・・・?

笑えない状況ではありますが、笑うしかないでしょう。
ハハハ!!

そう・・・特に田舎のひとには、現況を変えようとするガッツや、スピリットはないと感じるのです。
地元の神社の階段を上がる勇気さえないひとびとが「日本を変える」「幸せになる」
???
ありえない、ありえない、ないっしょ、とわたしは思うのです。
そして、政治の話をすると「左翼?」「危険思想?」「もしかして、共産党員??」と、田舎のひとには、まるでファシズムが日本をとりまいた戦時中のような反応を示す人もいます(びっくりしたけど、ほんと。笑)
都市部のひとにしたら笑えるかもしれませんが、田舎は、都市部の100年くらい意識が遅れています。(原発反対のひとたちを「左翼」と呼んだ阿部首相もやはり山口県の田舎のひとなのだということです)
そしてね・・・なにがこの話の重要なポイントかというと・・・多くのひとが誤解してると思いますが、日本は、東京を中心になんか回ってないのです。
地方を中心に回ってるのです。
いくらテレビがトレンディな代官山のカフェを紹介しようと、ハチ公前の志ある若き芸能関係者の命かけた政治演説で盛り上がっても、みどりの党が立ち上がっても・・・
ものすごく肝心な現実を多くの人が忘れてるのです。
東京には「たった」1200万人しかいないのです!
あとの一億人は・・・田舎にいるのです。

そして、彼らには、「緑の党」の意味はわからないのです。
だってね、だってね、緑「しか」田舎にはないんだよ。
緑の党・・・え?ってとこなの。
緑のどこが改革的なわけ?
ドイツのマネしてることにさえ、多くの人は気づかないと思う。
日本は水と空気にすごく恵まれてて、緑いっぱいなんだもの。
それに、田舎のひとにしたら、手入れしなきゃいけない厄介なものが緑なの。
だから、庭の周りはコンクリートで固めて、樹の一本も草の一本も生えないようにする人も沢山いるの。
夏になると、草採りが大変なの。
山は誰も「緑」の手入れしないから、荒れっぱなし。

ハチ公前?
ハチ公ってなに?
なんの蜂?
ってとこです。
そして、そのようなひとたちが一億人いるのです!!
ハチ公前の様子

当然、圧倒的に地方のほうが政治力あるのです。
数の上で完全に上回っているし、地方のひとが「じゃ、今年は自分たちの命削ってまで電気送らないし、野菜も送らない」って言ったら、完全に中央は麻痺してしまうんんだもの。
それに、地方が滅亡したら、東京は数日で滅亡するけど・・・東京が滅亡しようと、地方は滅亡しないのです。
食べ物あるし、土地もあるし、空気もある。
そんな彼らが、緑の党や、見も知らぬハチ公前の盛り上がりを気にするか・・・
アフリカンダンスと同じか、それ以上に「異質」なもので、気にしないというのが、わたしの見解です。
そして、残念ながら、そう、とっても残念ながら、自分たちが政治力も経済力も、その鍵の全部を握っているということを、地方のひとは気づいてないのです。
そして、そして、「有事」が起こると、自分たちが、戦争で前線に立たされて痛い思いをし、毎日放射能浴びて苦しみながら死んでゆく・・・。

しかも、その現実をよく知り尽くした、政治は知らなくても、懐柔戦には百戦錬磨の自民が、地方では圧倒的に強い。
だから、わたし、今回の選挙でもあまり大きくは変わらないと思うのです。

今回のイベントをやってみて痛感したのです。
みんな、とりあえず毎日ごはんが食べられて、とりあえず暑くもなく寒くもなく、とりあえず生きられればいい。
自分のことと、とりあえず・・でいっぱいで、それ以外のことに関心がないのです。
日常の習慣から離れたものへの関心の低さと、守りの固さを見てしまいました。

だから、今回の選挙は大きくなにかを動かすことはないと思うのです。
1億人の不安に取り憑かれたひとたちの住む地方にいるからこそ予想してしまうのです。

それでも、それでも、思います。
少しでも、都市部だけでも、田舎でもほんの少しだけでも、意識が少しずつ変わっているだけでも今回は良しとしなくてはならない。
ワークショップはゆかないけれど、公演は観るというひとがいるだけでも良しとしなくてはならない。
そして、ワークショップの見学無料なら、孫を連れてあの階段を上がってみてみようか、といってくれたひとがひとりでもでもいたことを良しとしなくてはならない。
太鼓の音につられて、もしかして階段を上がってくるかもしれない人たちに、遠くから来てくれるひとたちと一緒に作る楽しい時間と汗と笑顔を見せられるだけでもよしとしなくてはならない。
そうしたら、階段を上がる勇気を持つ人がひとりでも増えるかもしれない。
遠くない未来に、奇跡が起こるかもしれない。

だから、今回の選挙で大きくなにかが変わらなかったとしても、あきらめてはいけないと思う。
希望のひかりを持ち続けなくっちゃ・・・。

さて、今日もこれからまた8月のイベントに向けてがんばります。
みなさんも、暑い一日元気でお過ごしください。

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